シェフの休日ご飯

気まぐれな料理人による、調理法、食材の紹介および、、、仲間探しです笑

自分に合ったやり方を!

更新を2日も空けてしまいました😏

ダメですね。忙しさにかまけております、、あくまで毎日更新を目標にしないと!!

さて本日は、豚バラ肉のロティ、蜂蜜のキャラメリゼを作ろうと思います!

良くお菓子で キャラメリゼ 耳にする事が多いのではないでしょうか?

自分も料理にキャラメル?と不思議に思っていました。。

実は、料理にも多用される技法なのです!

前回のコンフィを作る際にコソコソ仕込んでおりました。
まずは、下処理から。硬くなる筋を断ち切っていきます。

脂の層、赤身の層、筋〔筋肉の膜〕の層と交互に入っている為、写真の向きで包丁を突き刺して行きます。



フリーザーパックに
・豚バラ肉500g
・蜂蜜50g
バルサミコ酢30g
・醤油30g
・塩5g
・すりおろしのにんにく5g
を入れて、筋切りしたお肉を入れできるだけ空気を抜いて1日置いておきます。

蜂蜜のタンパク質分解酵素でお肉を柔らかく仕上げます。


取り出して、焼いて行きます。
汚れると掃除が面倒ですので、クッキングシートでバットに枠を作ります。


オーブンの温度は、250度〔家庭用ですのでかなり高めの設定です。写真ではオーブンが二段式で下段に入れておりますが、火が通る前に焦げるのを防ぐ為です。



1度5分入れて表面に火を入れます。

その間に漬けていたマリネ液を半分くらい煮詰めます。
蜂蜜が入っている為、煮詰まるとみたらしのアンのようなテカテカした濃度のある液体になります。

これを肉の表面にコーティングして、また火入れ乾燥したらまたコーティングを繰り返して行きます。これがキャラメリゼと言う工程です。〔カラメル化反応〕


その名の通りカラメルの香ばしい香り。
そしてもう一つ化学反応が起こります。
アミノカルボニル反応です。なんのこっちゃ、、と思いますが、簡単に言うと焼き目や焦げ目に旨味〔アミノ酸〕が生まれる事を証明する理論です。

つまりキャラメリゼとは、お菓子以外の料理にも使えて、光沢、甘み、旨味、香りを引き立てる調理法です。

250度出来るだけ近火の熱源で、
塗って3分
出して塗って3分
出して塗って2分
ここで火入れの確認をしてみます。
金串を刺して4秒、唇の下に当てて熱熱なら完成です!

肉に火が入らないのに焦げ目が付くのが、早い場合、オーブンを消して中に放置します。
余熱を利用して火入れします。


今回は、2種類盛り付けをやってみました。
ほうれん草のソテーとブロッコリーをガルニで添えています。


盛り付け方、ソースの弾き方によっては、全く違う感じ方をすると思います。
料理は奥が深く楽しいです!!

途中、調理理論の様になってしまいましたが、小難しい事は、カットして頂いても構いません笑

レシピ自体は簡単ですので、お試し下さいませ!!

takoyuでした!